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今まさにスパークしている左チャンネルの6L6GC。真空管が管内スパークを起こしたのは推測ですが真空が保たれなくなって空気が入ったためだと思います。
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放電で不良になった6L6GC。空気が入ったためゲッターが無くなりかけています。急激に空気が沢山入ったのではなさそうです。
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右側の正常な6L6GCとスパークを起こした左の6L6GC。すこしだけゲッターが残っているのがわかります。
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6L6GCが管内でスパークしたため、プレート電流も大量にながれたのでしょう、カソード抵抗R13(330Ω3W)が赤熱し、不良になっていました。カソード抵抗のバイパスコンデンサは大丈夫だと思っていたのですが、やや膨らんでいます。耐圧以上の電圧が掛かったためと思われます。
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真空管を全部抜いて電源を入れてみましたが、高圧が出てきませんでした。リップル除去用のFETが死んでしまったかなと思ったのですが、高圧側のFUSE1(0.3A)が切れていることがわかり、予備のFUSEに交換し電源を入れると高圧が正常に出ることがわかりました。これだけ焼けた抵抗ですが、テスターで測定すると正常に330Ωあるのです、タフですね。
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カソード抵抗が付いていたところの基板です。熱で焼けているのがわかります。プリント面もパターンの接着が剥がれ浮いていました。
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送られて来た補修用パーツです。6L6GC×1本、FUSE(0.3A)×1本、330Ω(3W)×1本、100μF(50V)×1本です。素早く対応をしてくださるイーケイジャパン(株)のアフターサポートは素晴らしい。
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箱からだした6L6GC。送ってくださる前に正常性の検査をしてくださっています。
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送られて来た抵抗とコンデンサを付けました。でも、カソード抵抗はパターンが浮いているので、そのままでは不安がのこります。
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パターンが浮いていたためそのまま抵抗の半田付けをしても強度が得られないと判断しました。すこしパターンのレジストを剥がしその部分にリード線を這わせ半田付けをしました。
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正常に戻ったTU-879。電圧を測定してほぼ10%以内の誤差であることを確認して真空管を差し込んで電源ON。音も正常に出ました。
末筆になりますが、迅速に対応をしてくださいましたイーケイジャパンのサポートの方に御礼を申し上げます。
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