EL34/6CA7

曙光電子製 EL34-B
☆出力管 EL34-B 曙光電子製

 このEL34-BもM氏から購入しました。EF34-Bは太管ですが電気的特性はEL34と違いはないようです。でも、太い分、放熱しやすいのではないかと思いまして、太管を選びました。
 このEL34-BはTU-879で使用していますが、とても素直な音を奏でます。Jazzではベースがやや物足りなく感じますが、クラシックでは室内楽を気持ちよく聴けます。
曙光電子製の特徴なのでしょうか、管上部に蒸発物が管壁に茶色く付きました。管壁の洗浄が完全ではない場合にそうなるようです。この球は6本あります。

Electro-Harmonix製 EL34
☆出力管 EL34 Electro-Harmonix製

 秋葉原のクラシックコンポーネンツで見つけた6L6G。お店のタグには「6L6G(350C)」と書かれていました。電極構造を見ても6L6GCより強固でしっかりとした作りで350Bを思わせる球でした。セール中とのことで2割弱割引して購入しました。形状もG管で同じ CCブランドの6L6GCより一回り大きいです。GDの350Bと同じ球のようです。
 音は、6L6族としてはRCAの6L6GCに負けずと劣らず、低域から高域まで素直でいて厚みがあり、力強さも兼ね備えているようです。

Rubyブランド EL34 Svetlana製
☆出力管 EL34 Rubyブランド Svetlana製

 オークションで1本1000円で購入したRubyブランドのEL34。SvetlanaのCロゴのOEMです。なので、音もCロゴのEL34と同じですが、ギターアンプで酷使されていたもようで、じゃっかんまろやかな感じです。

Svetlana Cロゴ & Sロゴ EL34

☆出力管 EL34 Svetlana製(Cロゴ & Sロゴ)

 オークションで中古を2本購入しましたが、1本が管内放電しており、出品者の方が1本分でとのことでしたので、1本のみ購入しました。
 音はEL34の中では一番よく感じます。中域の弦楽器が生き生きとして、チェロソナタなどには適しているのではないかと思いますが、残念ながら1本しかありませんので、常用できないでいます。
 ひょんな事から友人に譲り受けました。友人はペア品として購入したそうですが、1本を落として割ってしまったとのこと。いらないからと譲り受けました。
 本当はこういう使い方はしないのでしょうけれども、TU-879はシングルアンプなので、CロゴのEL34と使用することにしました。
 音はCロゴのEL34と似た傾向ですが、高域まで気持ちよく出るのは、この管がほぼ新品だからかもしれません。

SOVTEK製 6CA7
☆出力管 EL34(6CA7) SOVTEK製

 オークションで4本2000円で購入しましたが、うち2本は不良でした。ジャンク品とのことでしたので、そのまま諦めております。
 このEL34の音はあまり元気がないですね。不良ではなかったこの2本ですが、エミ減に近いのかもしれません。この球では音がつまらなく感じます。再エージングをすると変るかもしれないので、様子見の球です。

JJ製 E34L
☆ 出力管 EL34 JJ製

 この球はクラシック・コンポーネンツにて妻にプレゼントしてもらったEL34です。JJ製のは前から欲しかったので、とても嬉しいです。プリントにはE34Lと書いてありますが、EL34です。マッチド・ペア品でしたので、真空管試験器で特性を調べてみると、差は3mA程度でしたので、まぁよしというところでしょう。
 音はとても高帯域にわたって素直な感じで、解像度も高くとても聴きやすい球だと思いま
す。

Electro-Harmonix製の6CA7
☆ 出力管 6CA7 Electro-Harmonix製

 以前から欲しいと思っていたElectro-Harmonix製の6CA7太管。Electro-Harmonix製のEL34細管とはただガラス管が太いだけではなく、電極構造も大きく違うのが見てすぐに判ります。
 音は見た感じから受ける印象の野太い感じかと思いきや、細部まで細かく再現しているように感じます。中高域の解像度がとても高い感じです。低域は締った感じで、Jazzなどの小編成向きのように感じます。