サンエイ電機で購入していた複合管のPCL86(14GW8)の良否判定、特性の測定を行うために、14V〜15Vのヒータ電圧を用意しようと考えていましたが、なかなか実行できていなかった改造を行いました。 1つは6Vタップを倍電圧整流して14Vを得る方法。この方法だとエージングにも対応できるのですが、14Vに落とすための抵抗の放熱をどうするかで迷っていました。 もうひとつは14V前後の定電圧回路を備えたACアダプタを内部に入れてしまうこと。これなら簡単、だけどエージングには対応できないなぁと。でも安さと簡便さでこの方法にしました。秋月電子で販売されていた15V0.8Aの定電圧ACアダプタ、筐体も小さく内蔵させるのも簡単そう、価格も600円だったので、これにしました。6DJ8と印刷されているソケットの部分は以前からPCL86用に配線をしてありましたので、あとは発振防止の抵抗を入れること、ヒータ電源を接続するのみでした。 早速PCL86を測定開始、なかなか良い球ですね、このPCL86。サンエイ電機では少々値上がりしていました。10本2000円だったのが2500円になっていました。29日に秋葉原に行ったときに10本ゲットしたので、トータル30本になりました。特性を測ってマッチペアを選別しようと思います。
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