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shiromuku(fs4)DIARY version 3.50
++ kleiberのあれこれ日記 ++

 オーディオ、真空管、音楽、クルマのことなどを書いてみました。
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2007年02月の日記

PCL86の全段差動PPアンプ製作
 予てから計画中だったPCL86全段差動PPアンプの製作。週末までにパーツの準備をしておりました。

 トランスは春日無線変圧器さんの電源トランスと出力トランス、シャーシはタカチのYM-200、PCL86はサンエイ電機で購入した10本2500円の球。

 完成したPCL86全段差動PPアンプです。
 レイアウトは長島氏が作成したPCL86-PPアンプとほぼ同じで、
 背面の端子レイアウトだけ少し違います。
 何度かミスをしながらも、音が出たときには感激をしました。
 シャーシの穴開けから完成まで10時間ほどかかりました。


 音はPPともシングルとも言えない差動アンプの音ですね、とてもフラットで満足のいく音です。Jazzにもクラシックにもマッチします。

 製作記はこれから作成し、掲載をしていきたいと思います。newPCL86シングルアンプを作成したときよりもパーツが多いので大変でしたが、なかなか楽しく作ることができました。
2007年02月25日(日)   No.137 (PCL86全段差動PP)

19AQ5単管ヘッドフォンアンプ用の真空管
 このところ19AQ5単管ヘッドフォンアンプ用に球をいろいろと買っているのですが、どのくらいになったのかなと数えてみましたら、なんと172本もあるのです。ちょっと驚きました。

 この箱に入っているのは、6AN5WA、6BC5、6AG5、
 6AK5、408A、6028です。この箱だけで94本あります。





 この箱に入っているのは5AQ5、6AQ5、12AQ5、
 19AQ5、6M-P20です。この箱に入っている本数は48本です。





 このケースに箱なしで入っているのが全部6AG5です。
 30本あります。





 いやぁ〜、いっぱいありますなぁ。いったいどうするんでしょうね。驚きです。ただ、あまり同じメーカのものは多くないのです。いろいろなメーカの球を集めています。それはメーカにより音が全然違うので、こんなに買い込んでしまいました。でも、これからは聴く楽しみですよ。
2007年02月23日(金)   No.136 (19AQ5単管 H.P.A.)

ちょっと変わったプレートの12AX7
 アンディクス・オーディオさんに寄ったときに、何気なく「12AX7・中古」の箱を見て何かいい12AX7がないかなと思って品定めをしていると、1本だけブラックプレートの12AX7があった。管名とメーカ名のシルク印刷が殆ど消えてしまっている。1本1000円となっていたので、購入。

 これがその球です。ロングプレートでブラック。
 試験機で測定をするとエミ減はしておらず元気な球です。
 TU-879に挿して音出しをしてみると、押しが強く高域も暴れていない。
 なかなかの出物かもしれない。シルクの色とかからSYLVANIA製かなと
 思うのですが、実際のところはよく判りません。


 やはり、アンディクスさんは外せない。こうした出物が何気なく置いてあります。それを店頭で見つけて、家で感激をする。いいですよ、こう言うのも。通販では絶対に味わえない醍醐味ですね。
2007年02月22日(木)   No.135 (TU-879)

TUNG-SOLの6AK5
 いつもニュー秋葉原センターにある春日無線変圧器さんに行くときに必ず寄る小澤電気商会さん。ここには思わぬパーツがあっさりと見つかったり、格安だったりと外せないお店なのですが、普段は目に留めていなかったお店の真ん中にあるショーケース。ここに見慣れた管名が…。そうです、6AK5があったのです。

 小澤電気商会さんで購入したTUNG-SOLの6AK5です。
 店主の話では日本製(東芝)の高信頼管6AK5Wを値引きしてあげると
 いうことになったのですが、1本しかなく断念しました。
 中古ですが、球の程度もよくエミ減はしていませんでした。
 音は中低域が艶やか、高域はしっとりとしていてウキウキ。


 いやぁ〜、普段球を買っているお店ではないのですが、よぉ〜〜く見ると掘り出し物があるのですね。この球は1本800円で2本購入しました。
2007年02月21日(水)   No.134 (19AQ5単管 H.P.A.)

6M-P20はいい球
 17日にクラシックコンポーネンツさんで購入した6M-P20(6AR5相当管)ですが、これなかなかの球です。6AR5は6AQ5よりも廉価版の球なのですが、6AQ5よりは入力感度が高く、低域から高域まで艶やかで、豊かに鳴ってくれます。

 これが6M-P20です。三菱製の球です。
 プレートの形状は6AQ5とはちょっと違います。
 音は素晴らしく、手持ちの6AQ5系よりも
 気に入ってしまいました。



 クラシックコンポーネンツさんにはまだ在庫はあったと思います。1本1000円でしたから、6AR5よりは安く6AQ5系と同じ価格で購入できます。購入の際には球を見た方が良いかもしれません。
2007年02月19日(月)   No.133 (19AQ5単管 H.P.A.)

OPA2604に変更してみました
 今日は朝から秋葉原に出かけてきました。回ったショップはタクトさん、アンディクスさん、クラシックコンポーネンツさん、そして春日無線変圧器さんです。

 本日は多くの方にお目にかかれ、とても有用なお話を沢山お聞きすることができて、有意義な一日でした。限定品の19AQ5単管ヘッドフォンアンプ(スピーカ出力付き)を持っていき、お店のモニタースピーカで聴いてみましたが、なかなかどうして、聞きごたえのある音を聴くことができました。能率が94dB/mは凄いですね。いいスピーカです。

 そして、ちょっと切らしていたOPAMPを買いました。購入したのはOPA2604。1個577円で購入。OPA2134よりも高域が素直でOPAMP臭さがさらに少ないいいOPAMPです。価格もそう高くないので、購入しやすいです。

 18時頃に19AQ5単管ヘッドフォンの熱烈なユーザのお二方のH氏とN氏にお会いでき、お話をすることができたのもとても良かったです。このお二方のブログは盛り上がっています。とても楽しまれている様子が伝わってきます。皆さん熱中されていますね。

 このヘッドフォンアンプを購入して楽しみが増え、素晴らしいヘッドフォンライフを送れることを感謝しております。
2007年02月17日(土)   No.132 (19AQ5単管 H.P.A.)

平滑部の改造
 19AQ5単管ヘッドフォンアンプの平滑部はとても良くできているのですが、改造を施してみました。

 仕事から戻ってメールを開くと作者の方からささやきが…。まずは電源強化版の平滑部で2段目の電解コンデンサを100μFから100μFパラにしてみました。

 それまでと違って低域に粘りが出てきました。軽い感じの低域ではなくしっかりと低域が出ている感じです。

 次に限定品版の平滑部は最終段を100μFパラから2段目を100μFパラに変更してみました。限定品版はスピーカ出力でどう変わったかを試してみました。

 すると音量が少し大きくなり、低域がとても締った感じになりました。ヘッドフォンでの印象とはやや違った結果になったのが面白いですね。

 どちらの改造も追記しましたのでオーディオから見ていただければと思います。
2007年02月15日(木)   No.131 (19AQ5単管 H.P.A.)

初段OPAMP化した19AQ5ヘッドフォンアンプのその後
 初段を入力トランスからOPAMP化した19AQ5単管ヘッドフォンアンプのその後ですが、音のめりはりがしっかりと付いていて、スピード感(こんな表現していいのかな)があるように感じます。音の立ち上がりが速いと言いますか、しっかりとズバッと出てくるんです。それでいて重心がしっかりとバランスがとれている感じです。不安定な感じがしません。

 OPAMPのみのヘッドフォンアンプで聴くと、これが軽薄な感じがでてきたり、やたらと低音がブーストした感じになってしまうのですが、それが無く聴きやすさは今まで通り、何時間聴いていても疲れません。もちろん球を6AK5系(408A含む)に交換すると低域は抑え気味になりますし、6AQ5系にするとしっかりと出てきます。

 今のところ、私のヘッドフォンとの相性ではOPAMP化は満足の行く結果となりました。OPAMPはTL072でも満足いきますし、OPA2134でも満足です。OPA2604を試してみたくなってきました。でも、そこ止まりです。これ以上とっかえひっかえすると病気になってしまいそうですから。

 ちなみに今日の球は6AN5WAです。アンディクスさんで
 1本100円で購入したSYLVANIA製のビーム管です。平時で1本500円の
 球です。電源強化版で聴くとしっかりとした低域を奏でます。
 この球、やはりいい感じの球です。やめられません。
2007年02月13日(火)   No.130 (19AQ5単管 H.P.A.)

OPAMPと合体した19AQ5ヘッドフォンアンプ
 初段の入力トランスをOPAMP化した19AQ5単管ヘッドフォンアンプですが、変な癖もなくいい感じです。OPAMPの入力インピーダンスは高く、出力インピーダンスは低いので、初段には合っているようです。入力に接続する機器のインピーダンスにあまり影響はされないようです。

 回路図は電源強化版と限定品版の製作記事中にリンクしました。簡単な回路なのでとくに設計したのどうのではありませんが…。

 ただ、OPAMP化することで余分にノイジーになったりすることもありますし、半導体ですから配線ミスによりあっと言う間に壊れるなどというリスクがとても高いことは言うまでもありません。
2007年02月11日(日)   No.129 (19AQ5単管 H.P.A.)

ウォンカのチョコレート
 7日からインフルエンザにやられてダウンしてしまったのですが、8日に妻がウォンカのチョコレートを買ってきてくれました。

 チャーリーとチョコレート工場のチョコレートです。
 とても嬉しくなりました。
 味はアメリカのチョコレートだなと思いました。とても甘くて
 でも美味しかった。
2007年02月08日(木)   No.128 (その他)

限定品19AQ5ヘッドフォンアンプのスピーカ出力
 限定品19AQ5ヘッドフォンアンプをヘッドフォンだけではなく、スピーカにも出力できるようにヘッドフォンジャックの交換、配線の変更をしたことは先に書きました。
 音質的にちょっと低域が暴れている感じがしたのですが、いやぁ〜どうしてどうして、なかなかいい感じです。6AQ5系の球を使用した場合には、そこそこ出力も出ています。

 音の傾向はとてもクリアでノイズの少ない音ですね。今接続しているスピーカはCELESTIONのF10で、能率は88dB/Wですからそう能率は高くありませんが、しっかりと鳴っています。

 6AN5WAもちゃんと鳴ってくれます。音の傾向は少し軽くなった感じがしますが、バランスの良い鳴り方です。

 6AK5系はバイアスを浅め(LED1個)にすると、なかなかいい感じで鳴ってくれます。これも捨てがたいです。

 408A系は6AK5と傾向が似ていますが、高域の伸びの良さは流石です。バイアスはLED1個、2個のどちらでも大丈夫なのは408Aの特徴でしょうか。この小さな球がスピーカを鳴らしているのかと思うと、ちょっとびっくりです。

 6AG5と6BC5は入力の感度が高いのか、ちょっと歪みっぽくなってしまいました。高域の抜けもあまりよくなく、VRを絞ってもなんかこもった感じの音になってしまいます。

 PCL86シングルアンプと比べてしまえば、出力も小さいですし、負帰還も掛かっていませんからダンピングファクターもそうよくは無いと思います。しかし、結果にびっくりしています。ただ、ヘッドフォンで聴いている方が、ず〜っといいですけどね。
2007年02月06日(火)   No.127 (19AQ5単管 H.P.A.)

電源強化版と限定品版の製作記を掲載しました
 予てから掲載の予告をしていました、電源強化版と限定品版の製作記のページをオーディオのコーナに掲載しました。写真を撮りながら製作するのはどうもあまり上手ではないようで、もっと細かく写真を撮ればよかったなと思う次第です。

 19AQ5単管ヘッドフォンアンプもこれで3台になりました。2台はパーツセット、1台は自分でパーツを揃えて作りました。いろいろ実験ができて楽しいだけではなく、聴いていて心地よいのです。もちろんスピーカから音を聴くのも大好きですから、他のアンプも使用しています。いま一番のお気に入りはnewPCL86シングルアンプとCELESTIONのF30の組み合わせです。わずか1Wのこのシングルアンプはもう半端じゃない。とても素晴らしいの一言に付きます。19AQ5単管ヘッドフォンアンプはそれに次ぐアンプです。

 こうしてみると手持ちの真空管アンプは全部で7セットとなりましたが、まだ他にも作りたいです。ラジオ技術2月号の長島さんの記事の魅力あるアンプです。他にも6BQ5や6AQ5のシングルアンプなど。いっぱい小遣いをためないと…。
2007年02月04日(日)   No.126 (19AQ5単管 H.P.A.)

スピーカに出力
 限定版の19AQ5単管ヘッドフォンアンプのシャーシは後部にいっぱい穴が開いています。この穴にスピーカ端子を付けてスピーカ出力を試みていたのですが、買ったヘッドフォン端子があわないタイプでしたので、リベンジして見合うヘッドフォン端子を購入し、配線を変更しました。

 さて、音出しをしてみます。出力がとても小さいアンプですから、そう大きな音はしませんが、なかなかどうして、良い音で鳴っています。ただ、ちょっと低域が暴れてしまいます。それは5極管としてUL接続なだけですから、ダンピングファクターはそう良くないはずです。この状態のままですから、低域が暴れてしまうようです。それでも、いやな感じではありません。CELESTIONのF30に接続して聴いていたのですが、とても聴きやすい音を出しています。

 さあ、使用できる球ですが、408Aや6AK5などでは駄目でした。スピーカをドライブしきれません。19AQ5(6AQ5系)にしてみますと、歪みのない良い音になります。さすがは出力管です。
2007年02月03日(土)   No.125 (19AQ5単管 H.P.A.)

西新井大師
 今日は節分でしたので、西新井大師に行って来ました。北千住まで出て、東武伊勢崎線で西新井。そして、大師線に乗り換えて一駅、大師前が終点です。雅にそのなの通り、目の前に西新井大師がありました。

 今日は節分とだるま供養が行われる日です。でもだるま市は行われていない。だるま市って西新井大師では行われないようです。残念。

 帰りに恵方巻を買って帰ってきました。夕食に今年の無病息災を祈りながら恵方巻を食べました。
2007年02月03日(土)   No.124 (お出かけ)

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