ザ・キット屋さんのSV-4 Type QUADII 製作記 つづき

シャーシにパーツを取り付けたところ
シャーシに端子、電源コネクタ、ヒューズ、真空管ソケット、ラグ端子、モジュール端子、電源SWを取り付けます。このとき、電源トランスなどは取り付けておかない方がやりやすかったので、一旦電源トランスは外してしまいました。
アース端子の取り付けにはシャーシの塗装をはがしておく必要がありますので、取付前に鑢などではがしておきます。
シャーシにKT66用のサブシャーシを取り付けたところ
次に、KT66のソケットをサブシャーシに取り付け、シャーシ本体に取り付けをします。この時、他の真空管ソケットも同様ですが、取り付ける方向が決まっていますので、実態配線図で確認して取り付けをします。入力コネクタのアース側とアース端子も半田付けします。
CR類、電源トランスを取り付けリード線の配線をしたところ
モジュール端子、ラグ端子に抵抗、コンデンサの半田付けを行ない、真空管ソケットに対してリード線の配線を行ないます。この時には電源トランス、チョークトランスも取り付け、リード線を配線していきます。EF86のソケットの配線は単線で行ないますので、被覆を剥くときには注意が必要ですので、専用工具で行なった方がいいでしょう。
出力トランスを除く二台分の配線が終わったところ
出力トランスを除き、二台分の抵抗、コンデンサの半田付け、リード線の配線が終わったところです。二台目は一台目よりもスムースに行なうことができました。実態配線の写真よりも実物があるため確認しやすいためかもしれません。
上から見たところ
出力トランス以外の取り付けが終わり上面から写真を撮ってみました。あとは出力トランスの底板の取り付けが解決するのを待つことになりました。この間に、電源ケーブルの作成、配線のチェックなどを行なっておきます。
33φの穴のあいた出力トランスの底板
「ザ・キット屋」の大橋さんから「底板に開いている10φの穴は間違いで33φの開いた物を至急用意して送ります」と連絡が入りました。数日後に出力トランスの底板が届き、底板を確認しました。33φの穴がシャーシの10φの2つの穴をカバーできそうです。
出力トランスの底板を取り付けたところ
新しく来た出力トランスの底板を取り付けてみました。バッチリ2つの穴をカバーしています。これで問題なくリード線を通すことができます。
出力トランスを取り付けたところ
出力トランスをシャーシに載せ、リード線をシャーシの穴に通します。出力トランスは底板にとりつけた皿ビスをナットで止めた上に取り付けるのですが、ビスにガタツキがあることがわかり、ナットと底板の間にスプリングワッシャーを入れガタがないことを確認しました。
出力トランスのリード線を配線し終わったところ
出力トランスの各リード線を真空管のソケット、モジュール端子、出力端子に配線していきます。この時、極性を間違わないように実態配線図を確認しておきます。
ここで電源トランスからのリード線の引き回しが実態配線写真と見比べて若干違うことが判り、配線をやり直しました。
リード線を結線バンドで束ねて整理したところ
各リード線の半田付けの状態、配線を確認しながら、結線バンドでリード線をまとめていきます。この時に、半田のくず、リード線などのくずを見つけ、掃除も行なっておきます。